ポジションペーパ@Wikiばな

2004/03/13

自己紹介

名前yomoyomo
URLhttp://www.yamdas.org/
訳書『Wiki Way コラボレーションツールWiki』(2002年)
『ウェブログ・ハンドブック』(2003年)

1999年より、ユーザ寄りの技術者という立ち位置から、インターネット&コンピュータ関係(主に、1.オープンソース、2.広義のセキュリティ技術、3.WWWにおける情報公開)の技術コラムの執筆と翻訳を行う。当方のポリシーは、以下の二つ。

後記:ここで言いたかったのは、自分のライティングスタイルが、ウェブというメディアに合ったものであるということ。逆に言えば、それどまりだということ。

Wikiについてやりたいこと/思うこと

Ward Cunningham インタビュー翻訳@Artima.com

これは一例だが、まだまだ認知度が低いWiki関連のリソースを増やすとともに、オリジナルの作者の言葉から、開発者の人たちがWikiについての問題点の抽出、立ち位置の再確認を行う叩き台を提供できればと思う。当然ながら、『Wiki Way』がもう少し売れてくれればという思いは、今なお強くある。

後記:翻訳が、忙しくてなかなか手をつけられない。当然だが当方には優先権も独占権もないので、誰でも先に勝手にやってくれて結構です。

個人サイトにおけるWiki利用はどうよ?

Wikiは、何よりまずコラボレーションツールである。しかし、当方の志向性として、まず個人のパブリッシングに頭が行く。この分野では、Wikiはどのように展開可能か。具体的には、blogツールとどのように使い分けられるか。

後記:ここでの当方の問題意識は、少し空回りなところもある。どうしても当方は「良質で一定の整合性のあるコンテンツのパブリッシング」を第一に考えるということ。(実際当方がプライベートなWikiで行っているように)PIM的な利用であれば、Wikiは即時的に使われるのは当然だ。最近のblogツールの高機能化は目覚しいが、Wikiはそれと緩やかな連携を保ちながらも、simplicityを失わないほうがよいのではないのかという話。

WikiユーザのWikiリテラシーの教育

後記:この部分は当方の時間配分の誤りでほとんど話すことができなかった。「教育」というと偉そうだが、共通認識を持っていたほうがいいよねという程度の話。一番目が特に痛感していること。二番目は、レッシグの『CODE』ではないが、規範やアーキテクチャである程度コンテンツをコントロールできる。そして、小人さんという呼び名は当方はあまり好きではない。ただただし、確かにこうした呼び名が日本人の心性に合っているというのもあるかもしれない。